機内でのお願いとご注意
スターフライヤーでは、お客様に安全で快適にお過ごし頂くために、以下のご協力をお願いしています。
- 機内は禁煙です
- 法律で定められた禁止行為があります(安全阻害(機内迷惑)行為等について)
- 電気(電子)機器のご使用には制限があります
- 非常口座席をご利用のお客様には緊急脱出時に援助協力をお願いします
- シートベルトは常にお締めください
- お手荷物は適切に収納してください
- お子さま連れ、ご高齢のお客様へ
- 安全のしおり
機内でのお願い
- 機内は禁煙です。(国内線・国際線全便)
また、機内における火気使用は火災につながる恐れがありますので堅くお断りいたします。 - 電子タバコなどの火を使わない喫煙器具も、周囲のお客様に不安や誤解を与える恐れがあるため機内での使用をお断りしています。
- ライターの落とし物にお気をつけください。
ポケット等から落されたライターが座席の間に入りこみ、火災の原因に繋がる恐れがあります。 - 化粧室には煙や炎を感知する警報装置を装備しています。化粧室での喫煙は火災や重大な事故に繋がる恐れがあるため、法律で禁止されています。
なお、化粧室扉には法律で設置を義務付けられた灰皿がありますが、消すために設置されたものであり、喫煙するための灰皿ではありませんのでご注意ください。 - 化粧室内での喫煙や煙探知機の機能を失わせる行為は法律により罰せられることがあります。
- 機内における火気使用、火災や異臭等にお気づきの際は、客室乗務員までお知らせください。
詳しくは定期航空協会のお知らせをご覧ください。
安全阻害(機内迷惑)行為について
空の安全を守るため、航空法により下記のような行為を「安全阻害行為等」と定め、機内でおこなっては ならないとされています。
- 航空機の安全を害する行為
- 機内の人や財産に危害を及ぼす行為
- 機内の秩序を乱す行為
- 機内の規律に違反する行為
特に以下の行為については、機長が禁止命令を行うことができます。禁止命令に従わず行為をやめない場合、50万円以下の罰金が科せられることがあります。また、警察当局への通報や待機要請、拘束や目的地以外への臨時着陸などの措置をとることもあります。(航空法第150条)
禁止命令の対象となる8行為
化粧室で喫煙すること
告示により禁止された電子機器を使用すること
乗務員の業務を妨げ、安全の保持等に支障を及ぼすおそれがあるもの
指示に従わず、座席ベルトを着用しないこと
離着陸時に座席の背やテーブルなどを所定の位置に戻さないこと
非常脱出の妨げになる場所に手荷物を放置すること
消火器、非常用警報装置、救命胴衣等を操作・移動させ、又はその機能を損なうこと
乗降口、又は非常口の扉の開閉装置を操作すること
機内における電子機器の使用制限について
一部の電子機器は、国土交通省の定める告示により機内での使用が制限されております。
違反した場合は、50万円以下の罰金が科せられることがあります。
電子機器の種類 | 対象となる電子機器の一例 | 使用制限時期 |
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① 作動時に通信用の電波を発信する状態にある電子機器 (出力100ミリワット以下のものを除く) |
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離陸のため航空機のすべての乗降口が閉ざされた時から 着陸後の滑走が終了する時まで (注1) |
② 作動時に通信用の電波を発信しない電子機器 |
通信用の電波を発しない状態に設定した以下の電子機器(注2)
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常時使用可能 |
- (注1)
「離陸のため航空機の乗降口が閉ざされるまで」ならびに「着陸後の滑走が終了した後」はすべての状態(設定)の電子機器がご使用になれます。着陸後の滑走が終了した時点で客室乗務員よりアナウンスを実施します。
- (注2)
通信用の電波を発しない状態とは、「機内モード」等(名称は各社異なります)、電源がONであっても通話やメールの送受信機能、インターネット機能がOFFになっている状態を指します。
- 機長が安全運航に支障があると判断した場合、使用可能な時期であってもご使用をお控えいただく場合がございます。
また上記以外の電子機器でも別途当社の定めにより使用を制限している機器がありますので、客室乗務員が声をおかけする場合がございます。ご了承ください。(例:電子たばこ、VHFスキャナー受信機) - お預けになる荷物の中に電子機器を入れる場合には、あらかじめ電源をお切りください。
- 安全運航のため、客室乗務員が電子機器の使用状況・設定モード等を確認させていただく場合があります。お客様のご協力をお願いいたします。
- ペースメーカー等、医療機器をご使用のお客様が近くにいらっしゃる場合、電子機器のご使用をお控えいただくこともありますのでご協力をお願いいたします。
- 機内での携帯電話の通話は周りのお客様のご迷惑となりますのでお控えください。
非常口座席に着席されるお客様へのお願い
国土交通省の通達により2009年4月1日から、お客様の安全を確保するため、非常口座席には以下のすべての項目を満たすお客様に限りご着席いただくこととなりました。
- 1
満15歳以上の方
- 2
ご搭乗に際して付き添いの方や係員のお手伝いを必要としない方
- 3
航空機ドアの開閉等、緊急脱出の援助を実施することができる方
- 4
脱出手順の案内および乗務員の指示を理解し、他のお客様へ口頭で伝えられる方
- 5
日本語又は英語で会話ができる方
- 6
緊急脱出時に同伴者の援助をする必要がない方
- 7
お子様(満8歳未満)をお連れでない方
- 8
緊急脱出の援助を実施することに同意する方
非常口座席に着席されるお客様には、万一の場合、客室乗務員の指示のもと緊急脱出時の援助をお願いいたします。上記項目に該当しないお客様は、座席を変更させていただきます。
緊急脱出時の援助内容
- 乗務員が非常口を完全に開放するまでの間、他のお客様を制止すること
- 乗務員の教示に従い、機外が安全であることを確認して非常口を操作し開放すること
- 脱出スライドが膨らんだ後、他のお客様を速やかに脱出させること
- 脱出スライド下において、スライドの横に立ち、後から脱出する他のお客様の体を引き起こすこと
- 速やかに機体から離れて遠くへ避難するよう声をかけること
- その他(必要に応じ、乗務員が具体的に指示させていただきます)
- ※
ご搭乗後、お早めに機内に備えつけの「安全のしおり」をお読みください。
- ※
上記援助を実施できない、または援助を実施することに同意いただけないお客様は非常口座席にお座りいただけませんので、あらかじめご了承ください。
緊急脱出時のお願い
脱出時の注意点
- 脱出の際には、手荷物は一切持たないでください。
手荷物は、お客様ご自身や他のお客様の脱出の妨げとなる可能性、また、脱出スライドを損傷させ使用できなくなる可能性があります。 - 脱出の際には、ハイヒールを脱いでください。
スライドを損傷させ使用できなくなる可能性があります。 - 撮影行為は禁止です。
ご自身の脱出の遅れや他のお客様の脱出の妨げになります。
スライドを滑る際の注意点
- 両脚を真直ぐに伸ばし、両腕はスライドと平行になるよう前に伸ばしてください。上体は着地点が見えるように垂直に起こしスライドを滑り降りてください。
- 滑り降りた後は速やかに機体から離れてください。
援助内容
- 援助をする場合はスライドの横に立ち、後から脱出する他のお客様の体を引き起こしてください。
- 速やかに機体から離れて遠くへ避難するよう声をかけてください。
シートベルトは常にお締めください
お客様の安全のため、シートベルトは常にお締めください。
離着陸時 | 腰骨の位置で緩み、ねじれがないようにお締めください。 |
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飛行中 | シートベルト着用サイン消灯中も、予期できない突然の揺れに備えてシートベルトは常にお締めください。 |
離着陸前後の地上走行中 | シートベルト着用サインが消えるまで座席にお座りのままお待ちください。 すべてのお客様が着席され、シートベルトをお締めになっていることを確認のうえ、出発いたします。 予期できない出来事が発生した場合に急ブレーキや緊急停止をすることがあります。 また、飛行機は一旦停止しても再び動き出すことがあります。 |
- 客室乗務員がお客様のシートベルト着用を確認できるように、毛布をご使用の際には毛布の上からシートベルトをお締めください。
- 機内には延長可能なシートベルトのご用意がございます。ご希望のお客様は客室乗務員までお知らせください。
- 安全のため、客室乗務員がお客様のシートベルト着用状況を確認させていただく場合がございます。お客様の安全のため、ご協力をお願いいたします。
機内での手荷物収納について
機内持ち込み手荷物の正しい収納方法
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最前列の座席では、座席上の物入れをご利用ください。
座席上の物入れをご使用の際は、重ねたり無理に詰め込んだりしないよう適切に収納してください。
棚を開けた際に中の手荷物が滑り出る恐れがあり危険です。
緊急脱出の際には、手荷物は持たないでください。
お子様連れ、ご高齢のお客様へ
飛行機にはあらゆる設備や状況があるため、思わぬお怪我をされませんようご注意ください。
乗降口の段差
搭乗口から飛行機までの通路には緩やかな傾斜があります。
また、飛行機の乗降口には小さな段差がありますので、乗り降りの際は足元に十分お気をつけください。
座席の設備
座席には収納式のテーブル、カップホルダー、肘掛やリモコン等があります。
ご使用の際には指を挟まないようご注意ください。
また、座席周りには配線や器具などもあります。
温かい飲み物
機内では予期せぬ揺れなどにより、温かいお飲み物がこぼれることがあります。
火傷の恐れもありますので、十分お気をつけください。
お飲み物がこぼれてしまった場合には客室乗務員までお知らせください。
何かお困りの際はお気軽に客室乗務員に声をお掛けください。
安全のしおり
座席前ポケットに設置されている「安全のしおり」をご紹介いたします。