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犬山城

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日本史を代表する武将に必ず入るのが、織田信長、豊臣秀吉、そして徳川家康の三傑。愛知(尾張国)は、この織田家、豊臣家、徳川家すべてに関わり、それ以外にも柴田勝家、丹羽長秀、前田利家、山内一豊、加藤清正、福島正則といった名武将たちを生んだ、まさに日本史上に輝く最重要拠点でした。
名古屋市から電車で約1時間。木曽川のほとりに建つのが、国宝「犬山城」です。1537年の築城以来、1565年に織田信長が攻略し、1584年には豊臣秀吉が入城、さらに関ヶ原の戦でも東軍西軍が衝突して1617年には徳川家康の重臣成瀬氏が拝領するという、まさしく三武将に関わった全国屈指の名城なのです。
木曽川を眼下にした立地は、「後ろ堅固」の誉れ高く、天守閣に登れば四方に開ける眺望が息をのむ絶景。北は白山の峰が連なり、東は木曽の山々、南は広々と豊かな濃尾平野まで見晴らせます。全国数ある城の中でも、眺めの素晴らしさは一、二を競うものでしょう。すべて昔のままの造りを残す現存最古の天守閣として、国宝の名に恥じません。
また、犬山城の隣には、これまた国宝の茶室「如庵」があります。織田信長の弟で、茶人としても千利休七弟子の一人だった織田有楽斎が1618年ごろ京都に建てた茶室で、その後各地を転々と移築されましたが、近年「名鉄犬山ホテル」の敷地内に安住の地を定めたもの。庭からの見学も可能で、庭園内の茶室「弘庵」で呈茶もいただけます。
二つの国宝に出会える犬山めぐりに、ぜひお出かけください。

交通アクセス

住所:犬山市犬山北古券65-2
電話番号:0568-61-1711
営業時間:9:00〜17:00(入場は16:30まで)
閉館日:12/29〜12/31
入場料:大人550円、小中学生110円

犬山城