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海のごみを拾うたび「宝だ！」と目を輝かせる男性がいます。元航海士の間瀬雅介さん（29）。海洋プラスチックごみを“美しい商品”に変え、販売する仕事をしています。商品の種類はピアスをはじめ、ランプやテーブルなど様々。今まで「ごみ」として扱われてきた廃棄プラスチックに付加価値を付けていくことを目指しています。間瀬さんは2020年12月、家族で名古屋から三重県鳥羽市に移住。鳥羽に来た頃はカキの養殖を手伝って生計を立てていました。その後、補助金や銀行の融資などで設備を整え、1年経ってようやく商品の製造を本格化。今では全国のファッション業界や観光業界などから商品の発注があります。そんな間瀬さんに憧れて「仕事を手伝いたい！」と全国から若者が集まってきます。地元の人や若者たちとともに“ごみの価値観”を変えようとする、熱き男の日々を追いました。