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タイムスクープハンター『女相撲じんせい土俵際』
© NHK
未来のジャーナリスト・沢嶋雄一(要潤)が、科学技術を駆使した装備で「タイムスクープハンター」となり、あらゆる時代にワープして、時代の一断面や人間の営みを映像で記録するという想定の番組。今回の取材は、かつて日本に存在した“女相撲”。古くは「日本書紀」にも記述があり、江戸中期以降は女相撲の興行もあった。大正10(1921)年の東京。女大関“若桔梗”こと増岡辰枝率いる女相撲の団体は興行収入が激減。存亡の危機にあった。そこへ副島勘太郎という勧進元(工業主)が現れ、運営と資金を全面的にバックアップしてくれるという。だが、副島は、相撲の取組だけでなく、客が喜ぶ力芸などの演(だ)し物をやれと難題を要求してきた…。