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タイムスクープハンター「石つぶて 紛争調停人」
室町時代、けんかの仲裁にあたった中人に注目
© NHK
未来のジャーナリスト・沢嶋雄一(要潤)が、科学技術を駆使した装備で「タイムスクープハンター」となり、あらゆる時代にワープして、時代の一断面や人間の営みを映像で記録するという想定の番組。
今回の取材対象者は中人(ちゅうにん)。室町時代の町なかでは、人々が衝突しけんかが日常茶飯事であった。「石つぶて」を投げあい、死傷者をだす事件となることが多かった。足利幕府は、こうした事態を解決するために中人制を導入。紛争の仲裁に入り、対立する相手、集団同士を説得し、速やかに解決に導く役目を負っていた。壮絶な石つぶて合戦、果たして中人はどのようにして仲裁していくのか? その一部始終を映像で記録する。