自然の情景を繊細な言葉で綴った
長門市出身の童謡詩人
金子みすゞ記念館
みすゞさんの詩の世界観に触れられる記念館
「私と小鳥と鈴と」「こだまでしょうか」など、誰もがどこかで聴いたことがある心に残る詩を生み出した昭和初期の童謡詩人・金子みすゞさん。現在の長門市仙崎で生まれ、幼少期を自然豊かなこの地域で過ごしました。
没後70余年を経て建てられた記念館は、JR仙崎駅から北へ約1km伸びる「みすゞ通り」にあります。実家跡地に復元された記念館には、26歳という短い生涯の中で紡ぎ出された多くの詩や、ゆかりの品が集められています。
2階にあがると、小物や調度品など細部まで再現された部屋があり、詩作にふける彼女の姿が目に浮かびます。
また、詩の世界を音と光で体感できる仕掛けが施されたコーナーもあり、差し出した自分の掌に文字が映し出されるという演出も。詩の世界観に浸りながら、ひとりの女性として精一杯生き抜いた当時の時代背景も同時に知ることができます。
時代が変わっても変わらない大切なものに気付かされます
詩に込められた言葉が読む人にあたたかく響き、自分を見つめなおす事ができるのがみすゞさんの詩の魅力。
記念館のまわりには、郵便局や小さな商店など当時の詩にうたわれた情景が今も残ります。館を出たあとは、長門の風景がまた違った表情にキラキラと輝いて映るかもしれません。
金子みすゞ記念館
ADDRESS | 山口県長門市仙崎1308 |
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TEL | 0837-26-5155 |
OPENING | 9:00~17:00(最終入館:16:30まで) |
CLOSE |
12月29日~1月1日 ※臨時で開館する場合があります |
CHECK | 入館料:一般 350円、小中高校生 150円 |
ACCESS | JR仙崎駅から徒歩で約5分 普通車10台駐車可(無料) |
URL | https://www.city.nagato.yamaguchi.jp/site/misuzu/ |
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