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海峡を船で。下関・唐戸と北九州・門司港の間の所要時間、約5分。東側には関門橋、西側には巌流島を眺める事ができます。本州と九州を結ぶ市民の足として重要な航路となっており、近年まで海上国道2号線と呼ばれていました。
古来より陸上・海上交通の要衝であった関門地域は、幕末の下関戦争を契機とした下関・門司両港の開港以降、海峡の出入口には双子の洋式灯台が設置され、沿岸部には重厚な近代建築が続々と建設されました。狭隘な海峡を外国船が行き交う景観の中、日本が近代国家建設へ向け躍動した時代のレトロな建造物群が、時がとまったかのように今も残されています。
平成29年4月28日「関門"ノスタルジック"海峡 〜時の停車場、近代化の記憶〜」が、日本遺産に認定されました。北九州市と下関市が共同で申請したもので、福岡県で2件目、山口県では初の認定となりました。
関門連絡船には、門司港レトロ地区の中心にあるブルーウィング門司(恋人の聖地)が跳ね上がる時間に合わせて出港する「関門海峡クルージング」や、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の地へ向かう「巌流島クルージング」、全国でも屈指の工場地帯である北九州市の煌びやかな工場の灯りが幻想的な「夜景観賞定期クルーズ」などがあります。
住所:下関市あるかぽーと1-15
電話番号:083-222-1488
営業時間:【下関(唐戸)発】6:00〜21:30
【門司港発】6:15〜21:50
定休日:なし
旅客運賃:大人400円 子供200円
下関・唐戸と北九州・門司港の間を5分の所要時間で運航。東側には関門橋、西側には巌流島を眺める事ができます。